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2021年02月02日

【知 識】コニカミノルタと三井住友海上火災保険等 フォークリフト事故低減サービス


コニカミノルタは、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険、MS&ADインターリスク総研と連携し、コニカミノルタの画像IoT技術を活用した物流エリアのフォークリフト事故低減サービスを2021年1月に開始した。フォークリフト作業現場における労働災害発生という課題に対して、現場に潜む危険性を可視化し、作業員の危険行動や接触事故を未然に防ぐことを目指す。この協業により製造業、運輸・倉庫業などの労災リスクの低減を図り、より安心安全な作業環境を提供する。

日本ではフォークリフトによる労働災害で毎年約2,000人が被災し、そのうち20〜30人が亡くなっており、より安全な作業に加えて作業環境の改善が求められている。適切な改善策を打つために現場に潜むフォークリフトと作業者との接触リスクを的確に把握することが重要だが、現在は多くの現場で人の眼や経験に頼った手法を用いてフォークリフトや作業員の危険行動の把握にとどまっている。

コニカミノルタは、みえないものを「みえる化」する画像IoT/AI技術により社会課題の解決に取り組んでおり、労働安全分野では、MOBOTIXカメラや独自の3D LiDAR等のセンシングデバイスと画像解析技術を活用し、現場作業員の行動を可視化、事故を未然に防ぐことを目指している。MS&ADインターリスク総研は労働安全衛生のリスクマネジメントに関するノウハウを有しており、これまで、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険を通じて、製造業、運輸・倉庫業など向けに、フォークリフト作業に関する事故低減に向けたコンサルティングを実施してきた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識