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2021年01月29日

【知 識】三菱電機と東工大 ニーズに応じてP2P電力取引を最適化する技術開発


三菱電機と東京工業大学はP2P(※1)電力取引を最適化する独自のブロックチェーン(※2)技術を開発した。余剰電力の融通量を最大化する取引など、需要家の取引ニーズに柔軟に対応可能な取引環境を提供する。

新技術は売り注文と買い注文の最適な組み合わせを探索する、計算量の少ないブロックチェーン技術で、需要家の取引端末などの小型計算機でもP2P電力取引できる。2021年4月から、開発したブロックチェーン技術を用いたP2P電力取引システムの性能評価と探索処理の改良を行い、早期実用化を目指す。

※1 P2P
Peer to Peerの略。取引に参加する需要家間で直接電力取引をすること

※2 ブロックチェーン
取引情報を塊(ブロック)として鎖状につなげていくもの

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識