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2020年12月22日

【物 流】ZMPとENEOS 無人宅配ロボットによるデリバリーインフラ構築で協業


ZMPは無人宅配ロボットを活用したデリバリーインフラ構築と実用化のため、ENEOSホールディングスと協業に関する契約を締結した。

協業では無人宅配ロボット「DeliRo」をサービスステーション(以下 SS)などに配備し、食料品や日用品など異なる店舗から出荷された商品を、まとめて消費者に配送できるデリバリーインフラを構築する。これにより配達員の人手不足解消や非対面・非接触配達のニーズを充足する効果が期待される。

デリバリーインフラ構築の第一歩として、ZMPが「RoboTown」構想を掲げる東京都中央区佃・月島エリアにてDeliRoを活用した事業の稼働率や収益性についてのビジネス性検証と、宅配プラットフォームとの連携や公道走行などに関する技術検証を実施する予定にしている。またロボットの充電やデリバリー拠点として、東新エナジーが運営するDr.Drive月島SSにDeliRoを配備する。

検証を通じて、事業のビジネス的・技術的課題を抽出し、2022年を目途に安心・安全かつ低コストで実用的なデリバリーインフラ提供のためにビジネス・システムの設計及び構築を進める。また、DeliRoの公道走行の実用化のため、協業体制を通じて法規制の整備を積極的に関係各省庁に働きかけるとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連