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2020年12月16日

【物 流】JR貨物 2020年11月 輸送動向


JR貨物は、2020年11月分の輸送動向を公表した。

これによると、コンテナは、新型コロナウイルス感染症による経済活動の低迷や曜日配列が影響したことで、1,686千トン(前年比90.2%)となり、エコ関連物資を除く全ての品目で前年を下回る結果となった。

品目別にみると、食料工業品は外食産業向けビール類や飲料等が減送となったため、262千トン(同88.0%)となった。紙・パルプは、販売不振に伴う減産で大幅減となり、190千トン(同84.4%)となった。化学工業品、化学薬品は、製紙用の樹脂やタイヤ原料等の低迷が続き、それぞれ137千トン(同85.4%)、106千トン(同84.8%)となり前年を下回った。農産物・青果物は、東北及び新潟産の民間流通米が販売不振のため、180千トン(同88.4%)と低調に推移した。エコ関連物資は、焼却灰等の輸送が順調であったため59千トン(同112.7%)となり前年を上回った。

車扱は、気温の低下で重油が堅調に推移するも、ガソリン需要の低迷が続いたため、718千トン(同94.1%)となった。

品目別に見ると、石油は494千トン(同94.2%)、セメント・石灰石が113千トン(同101.6%)、車両は77千トン(101.5%)、その他34千トン(同66.9%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者