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2020年12月11日

【アジア】五洋建設 シンガポールでマレーシアとの国境鉄道施設工事受注

五洋建設はシンガポール陸上交通庁からシンガポールとマレーシア南部ジョホールバル州を結ぶ高速輸送システムのうち、シンガポール側の駅舎、トンネル、税関・出入国管理・検疫所棟の建設工事を受注した。

高速輸送システム事業はシンガポールとマレーシアの二国間共同プロジェクトで、2026年末の開業が予定されている。シンガポール側の税関・出入国管理・検疫所棟と駅舎は既存の地下鉄トムソン・イーストコースト・ラインのターミナル駅となるウッドランド・ノース駅(五洋建設施工 2020年供用開始)に隣接した約30haの土地に建設され、建設後は既存駅舎と地下で直結し、シンガポール中心部へのアクセスも便利になる。

今回の工事は杭・基礎工事で大量の発破、岩掘削を伴い難易度が高い大型工事で、五洋建設のシンガポールにおけるこれまでの土木、建築両方の豊富な工事実績が評価され、受注に至った。

五洋建設は1964年にシンガポールに進出して以来、シンガポール政府発注の埋立工事、地下鉄工事、医療施設をはじめ、数々の大型プロジェクトに携わってきた。今後もシンガポールを海外事業の最重要マーケットとして積極的な営業展開を継続する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア