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2020年12月08日

【物 流】ゼンリン ドローンによる自動集荷と即売のサービス実証に成功


ゼンリンはKDDI・イームズロボティクス・佐伯海産・大分県佐伯市・大分県と共に、2020(令和2)年11月30日からの3日間において、生産者マップ(※)を活用したドローンによる農産物の自動集荷と「道の駅やよい」(大分県佐伯市)での即売のサービス実証に成功した。

実証の場に選ばれた「道の駅やよい」では高齢化による担い手不足と免許返納によって、農産物を出荷する生産者数が減少し、新鮮な農産物の荷量確保が課題となっていた。これらの課題を受けて、今後、農作業を楽しみにしている高齢者の活躍の場を広げ、地域の生産消費拠点である道の駅の売り上げ向上につながる新たな配送手段としてのドローン活用検証・分析を実施した。

実証では、まず農産物の販売拠点である「道の駅やよい」に出荷している生産者の情報を生産者マップで可視化し、効率的にドローンで集荷できるルートを設定した後、ドローンが農産物の集荷先まで自動飛行し、農産物を集荷した。集荷した農産物は「道の駅やよい」の店頭へ陳列、販売された。

今後、ドローンの最適な自動集荷ルートの設計と検証飛行により、技術面・実運用の課題を明らかにしながら、佐伯市の新たなビジネスモデルを通じて地方創成を目指す。

※ 生産者マップ
取り扱っている農産物や、位置情報など、各生産者の情報を地図上に可視化したもの。入荷したい農産物から該当する生産者を検索し、ドローンの最適な集荷ルート設定の参考にしている

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連