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2020年11月19日

【物 流】住友ゴム工業 自動運転車のタイヤ空気圧を遠隔監視する実証実験を実施


住友ゴム工業はレベル4自動運転車を対象としたタイヤ空気圧のモニタリングシステム構築に向けた公道実証実験を実施した。

今回の実証実験は2020年11月11日から15日にかけて岐阜市で行われる「トランジットモール2020公共交通フェスタ」にあわせて11月12日に公道で実施された。このモニタリングシステムは2019年から行っている群馬大学の次世代モビリティ社会実装研究センター(CRANTS)との共同研究によるもので、車両が無人の場合でもタイヤ空気圧のリモート監視できる。

実証実験は市街地で自動運転車に対して模擬的なパンクを発生させ、タイヤに装着されたTPMS(タイヤ空気圧監視システム)からの空気圧データにより管制所が異常をリモート検知すると、タイヤ整備店に自動通知する。通知を受けた整備店は現場に出動し、タイヤを補修した後、自動運転が復帰するまでの一連の流れを実証実験した。

住友ゴム工業はタイヤの空気圧不足が燃費や走行性能の低下の原因になると指摘し、自動運転の普及によるドライバーレス社会ではタイヤ状態の遠隔管理が重要になると捉え、「スマートタイヤコンセプト」をコンセプトに、タイヤ空気圧管理ソリューションサービスの展開を進めるとしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| IT関連