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2020年11月11日

【物 流】日立ソリューションズ・テクノロジー 協働ロボット導入支援サービスを強化


日立ソリューションズ・テクノロジーは「協働ロボット活用ソリューション」を強化し、労働安全衛生規則に対応するサービスを新設するとともに、既存サービスの拡充を行い、導入時における顧客の課題軽減を図る。

協働ロボットの導入には労働安全衛生規則に則った操作者への教育や、標準規格に従った安全確保が必要であり、ワーク変更に伴う教示作業や維持のための定型作業を実施しなければならない。これらの事項に自社で対応することが導入の障壁となっている場合があり、こうした状況の解決のため、「安全アセスメント支援サービス」「運用アウトソーシングサービス」の新設、「教示トレーニングサービス」「教示支援サービス」の強化を実施した。

新設された「安全アセスメント支援サービス」は、協働ロボットを動かす上で必要なリスクアセスメントの実施、それに基づくコンサルティングの提供のほか、技術ファイル・適合宣言書の作成を支援する。「運用アウトソーシングサービス」は、ロボットに関する繁雑な定型作業(保守受付、一時切り分け、ベンダー対応代行、予備機交換)の代行を提供する。

一方で強化された「教示トレーニングサービス」は、協働ロボット操作の教育に加え、協働ロボットの操作者に義務づけられている安全衛生特別教育を実施し、労働安全に関する知識と修了証の取得を可能とする。「教示支援サービス」は、協働ロボット単独の教示作業だけでなく、PLC(Programmable Logic Controller)を含むロボットシステムの構築を支援する。

人と共存して働く協働ロボットは業務の省人化・自動化をもたらすとともに、新常態(ニューノーマル)における作業場の密接・密集を予防し、従業員の安全対策と業務効率化を両立する職場環境の実現に効果が期待されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連