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2020年11月09日

【環 境】ヤマト運輸 燃料電池大型トラックの走行実証を6社共同で22年春頃開始


ヤマト運輸は、アサヒグループホールディングス、西濃運輸、NEXT Logistics Japan、トヨタ自動車、日野自動車と燃料電池大型トラックの走行実証を行うことに合意した

国内商用車全体のCO2排出量の約7割を占める(※)大型トラック領域におけるCO2排出削減を目指したものであり、燃料電池大型トラックはトヨタ自動車と日野自動車が共同で開発し、アサヒグループ、NEXT Logistics Japan、西濃運輸、ヤマト運輸、トヨタ自動車の5社が、2022年春頃から各社の物流業務で使用しながら走行実証を開始する予定である。

幹線輸送に使われる大型トラックは十分な航続距離と積載量、短時間での燃料供給が求められるため、その電動化において、エネルギー密度の高い水素を燃料とする燃料電池システムが有効であると考えている。今回開発する車両は航続距離の目標を約600kmとし、環境性能と商用車としての実用性の高次元での両立を目指している。

走行実証に参加する各社は、地球環境問題を重要な経営課題のひとつとして位置付け、製造工程の省エネルギー化や物流業務での環境負荷の低減など、さまざまな活動を進めている。

※ 車両総重量3.5t超のトラック・バス、日野調べ(2020年9月末現在)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 低公害車・低燃費車関係【内容】