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2020年10月19日

【物 流】JR貨物 2020年9月輸送動向


JR貨物は2020年9月度の輸送動向を発表した。

取扱いごとの輸送実績において、コンテナ輸送では、新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷、および台風10号等の影響により輸送量が低下し、前年比91.4%となる1,677千トン(前年実績1,834千トン)となった。

品目別で見ると、建設発生土や焼却灰などの輸送が好調であったエコ関連物資(51千トン・前年比113.3%)、および関西地区を中心に堅調であった積合せ貨物(236千トン・同比100.5%)を除くすべての品目で前年を下回る結果となった。
紙パルプ(195千トン・82.9%)は、国内需要の低迷により大幅減となっている他、化学工業品(136千トン・同比85.1%)、化学薬品(102千トン・88.6%)は紙製品の原料、樹脂などが減送、食料工業品(261千トン・89.9%)は外食産業向けビール類や自動販売機での販売が不振である清涼飲料水の輸送量が減少している。

車扱の輸送実績は、前年比86.1%となる632千トン(前年実績734千トン)であった。外出自粛に伴い石油(420千トン・87.9%)が低調に推移した。

全体の輸送実績は、前年比89.9%となる2,308千トン(前年実績2,568千トン)であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者