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2020年10月13日

【知 識】川田工業と芝浦工大など 建設現場用「アバターシステム」の共同開発を開始


川田工業、芝浦工業大学工学部電気工学科・安孫子聡子教授、川田テクノロジーズの三者は、建設現場の品質・出来形管理業務等を効率化するため、建設現場のテレワーク化に向けたアバターシステムの共同開発を開始した。

アバターシステムは移動型作業ロボット(カワダロボティクスが製造販売する「NEXTAGE」を改良開発)、遠隔操作端末、ロボットが扱う計測器等を高速通信で連結、操作者、現場職員、店社職員、そして発注者等がインタラクティブに情報共有しながら種々の品質・出来形データの取得や、現地職員との協働作業などを可能にする。

共同開発では川田テクノロジーズがアバターシステムの基本設計、芝浦工業大学安孫子聡子教授(工学部電気工学科 宇宙ロボットシステム研究室)がロボット用遠隔操作装置の開発、そして川田工業が橋梁工事向けのアプリケーションの開発と現場実証試験を担う。

川田工業グループは共同開発で培ったICTやRTに係わる技術を主力事業に活用するだけでなく、建設業界でのテレワークの実装を加速させ、将来の現場運営の在り方やWithコロナの時代の働き方改革を提案する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識