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2020年10月12日

【環 境】九州電力 大岳地熱発電所の営業運転を開始


九州電力 大岳地熱発電所は、2020年10月5日に発電設備の検査・調整等が完了したことから営業運転を開始した。同発電所は同9月1日から試運転による発電をおこなっていた。

今回の更新工事では既設発電所設備を運転しながら、隣接地に新たな設備を建設したことで、発電停止期間の短縮に努めた。また地下設備(蒸気井、還元井)は既設の設備を継続して使用するため、地下から取り出す蒸気や熱水の量は変わらないが、熱水を減圧して更に蒸気を取り出す「ダブルフラッシュ方式」の採用により出力の増加と地熱資源の有効活用を図っている。

なお運転開始時の出力は、現時点で確保できている系統連系容量から13,700kWとなり、今後、連系容量が確保でき次第、14,500kWに出力を増加していく。

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投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】