<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2020年10月09日

【物 流】神栄テクノロジーと応用地質 クラウド型輸送貨物監視システムの提供開始


神栄子会社の神栄テクノロジーと応用地質は輸送中の貨物の位置、温度、湿度、振動などをモニタリングするクラウド型輸送貨物監視システム「TrecView Cloud」のサービス提供を2021年1月に開始する。

物品損傷の原因となる振動や衝撃、品質確保のための温度管理など、貨物の輸送状態を数値化し、記録・管理する取組みが物流市場で一般化しつつある中、従来の物流計測システムは高額な費用や煩雑な運用手順などの課題があった。

今回、神栄テクノロジーが新たに開発した各種センサーと通信機能を内蔵した「TrecView」と応用地質の地理情報システム「MAGIS」を組み合わせ、導入しやすい価格とリアルタイムでの輸送監視を可能にした。貨物に設置されたセンサーが振動、温度、湿度を記録し、危険な振動を検知した場合、スマートフォンに迅速に異常を通知できるため、運転手はすぐに対応することができる。また、輸送終了後、センサーの情報と位置情報をサーバーへ転送すると、調査報告書が自動作成されるため、作業負担の軽減とデータ改ざんの防止にも効果を期待することができる。

「TrecView]は単4電池2本で最大30日まで駆動可能で、ブルートゥースを経由して全ての操作をスマートフォンで行うことができる。神栄テクノロジーは、「TrecView Cloud」のサービス提供に先立ち、2020年11月から同製品のサンプル出荷を開始予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連