<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2020年10月05日

【環 境】大和ハウスグループ 住宅業界初 工場の電力を再エネ由来の電力に切り替え


大和ハウスグループでは平成28(2016)年7月、創業100周年となる令和37(2055)年を見据えて、「環境と企業収益の両立」を達成するため、環境負荷“ゼロ”に挑戦する環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」を策定した。

その目標達成のため、平成30(2018)年3月には国際イニシアティブ「RE100」に加盟し、事業運営に要する電力を「自らつくる」再生可能エネルギーで100%まかなうことを目標に掲げた。これを受け、令和2(2020)年4月には、全国の事務所・施工現場・住宅展示場に再生可能エネルギー由来の電力の本格導入を開始した。

全国9工場のうち、まず4工場(新潟工場、中部工場、三重工場、奈良工場)において、令和2(2020)年10月より順次、同社グループの電力小売事業者等が供給する再生可能エネルギーの電力に切り替える。供給する電力は、大和エネルギーが運営する太陽光発電所「DREAM Solar奈良工場」(奈良県奈良市、発電出力:約2MW)や、大和リースが運営する太陽光発電所「DREAM Solar和歌山市」(和歌山県和歌山市、発電出力:約17MW)など、当社グループが建設・運営・管理する再生可能エネルギー発電施設の再生可能エネルギー価値(トラッキング付非化石証書)を付加した電力である。これにより、発電から供給、利用まで “再生可能エネルギーによる自給自足”を実現する。4工場での切り替え電力量は約15,000MWh/年となり、CO2排出量を約7,400t/年削減できる見込みとなる。

その結果、同社グループでは工場や事業所などの使用電力を切り替えることにより、再生可能エネルギー電力利用量は令和1(2019)年度の1,415MWh(再生可能エネルギー利用率:0.3%)から令和3(2021)年度には51,500MWh(再生可能エネルギー利用率:11%)となり、令和22(2040)年度には100%を再生可能エネルギーで賄う予定である。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】