<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2020年10月02日

【環 境】住友商事 イギリスで洋上風力発電事業の開発に参画


住友商事はイギリスで洋上風力発電事業Five Estuaries案件(以下「同案件」)、の開発に参画した。

同案件ではRWE Renewables UK(※1)、Siemens Financial Services  GmbH(※2)、Green Investment Group(※3)とMacquarie Infrastructure and Real Assets(※4)により管理されたコンソーシアム、ESBU UK Limited(※5)と共に出資する事業会社を通じ、イギリス沖合約30キロメートル(水深27〜36メートル)の北海上にある149平方キロメートル(以下「同海域」)のリース権を既に獲得している。同海域は住友商事および上記株主が出資したGalloper案件(海域面積:114平方キロメートル、総発電容量:353メガワット、完工:平成30(2018)年9月)に隣接している。今後、同海域における洋上風力発電事業の実現を目指し、事業パートナーと共同で、許認可取得をはじめとした初期開発から取り組んでいく。

住友商事は、日本、欧州、米国、南アフリカ、中国で風力発電事業に携わり、洋上風力発電事業では、ベルギー、イギリス、フランスで開発・運営を行っている。イギリスではRace Bank案件(総発電容量:573メガワット、完工:平成30(2018)年3月)および上述のGalloper案件の建設・運営実績を有している。(※6)

住友商事は、持続可能な社会の実現のため、保有する発電事業資産の再生可能エネルギー比率を高めることを目標に掲げている。これまで風力発電事業で培った知見・ノウハウおよび他株主とのパートナーシップを生かし、欧州洋上風力発電事業をはじめとした再生可能エネルギー事業に積極的に取り組む。今後も、再生可能エネルギービジネスを通じ、グローバルに地球環境の保全に貢献していく。

※1 RWE Renewablesの在英国100パーセント子会社
※2 ドイツ大手重電メーカーであるSiemens AGの100パーセント子会社で、エネルギー分野などへの出資を行っている会社
※3 再生可能エネルギーへの投資を行う豪投資銀行大手マッコーリー・グループの在英国子会社
※4 豪投資銀行大手マッコーリー・グループのインフラ・不動産・エネルギー関連を扱う会社
※5 アイルランドの電力会社Electricity Supply Boardの在英国子会社
※6 両案件とも、住友商事が三井住友銀行および日本政策投資銀行と共同で出資したスプリング・インフラストラクチャー・キャピタルが組成した再生可能エネルギー1号ファンドに、シードアセットとして組み入れ済み

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】