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2020年09月30日

【環 境】リコー 「発泡PLAシート素材開発」が環境省の実証事業に採択


リコーが提案した「独自の発泡技術による軽量でしなやかな発泡PLAシート素材開発」が、環境省による「令和2年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業(補助事業)」に採択された。

同事業は化石資源由来の素材からバイオマス・生分解性プラスチック、紙、CNF(セルロースナノファイバー)等の再生可能資源への転換を図っていくとともに、従来リサイクルが困難であったプラスチック等素材に対するリサイクル技術・システムの高度化を図るために環境省が公募した。

リコーは脱炭素社会・循環型社会の実現に向けて植物由来100%のポリ乳酸(PLA)の発泡技術開発に取り組んでいる。リコー独自の超臨界CO2技術でPLAを微細発泡させた素材は、強度としなやかさが両立する特徴を有しており、同社は包装材などにおける石油由来プラスチックの代替素材として実用化を目指している。今回の実証事業では、この発泡PLAシートの試作装置導入により技術開発を促進し、柔軟性、耐久性、生分解性等の性能およびコストの実証を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】