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2020年09月14日

【物 流】佐川急便 業務用電動アシスト「TRIKE CARGO」を本格導入


佐川急便は豊田TRIKEと共同開発を進めてきた業務用電動アシスト自転車「TRIKE CARGO(トライクカーゴ)155台を、2020(令和2)年8月14日より全国60営業所への導入を順次開始した。
 
佐川急便は「TRIKE CARGO」の開発にあたり、2019(令和1)年3月より佐川急便営業所数拠点を対象にトライアルを実施してきた。その結果、取り回しを安易にするため車体を軽量化するなどの各種改良を実施することにより、安全性の担保や集配業務の効率化に一定の効果を見込めると判断し、今回本格導入した。

「TRIKE CARGO」は従来使用していた電動アシスト自転車と比べ、荷重の影響を直接車体に受けない牽引タイプを採用することで、積載可能重量が30kgから150kgへ大幅に増加した。また牽引部分に台車を直接搭載することができ、積み替え作業が軽減する。これにより一度に運べる量が増え、集配拠点の往復回数が減少し、一人当たりの集配エリアが拡大する。さらにはパワーユニットにシマノ製の業務用アシストモーターを搭載するとともに変速機を採用。重い荷物を載せていても大きな漕ぐ力を必要とせず走行できるため、女性や運転免許未保持者といった幅広い人材の活用が期待できる。また、走行時にCO2を排出しない環境に配慮した輸送を実現している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者