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2020年09月10日

【流 通】五洋建設 「浮体式洋上風力発電低コスト化技術開発調査研究」の実施


五洋建設は東京電力ホールディングス、東京大学と共同で、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する「浮体式洋上風力発電低コスト化技術開発調査研究」に応募し、採択された。

五洋建設は今回の研究で10MW級風車を搭載可能なスパー型浮体(※1)を対象に、日本の厳しい気象・海象条件に対応した合理的かつ効率的な施工方法に関する調査研究を担当し、浮体式洋上風力発電の低コスト化に取り組む。

同社は、これまで着床式洋上風力をターゲットに、日本初の800t吊の大型クレーンを搭載したSEP型多目的起重機船(以下 SEP船 ※2)を稼働させるとともに、現在さらに大型の1,600t吊クレーンを搭載したSEP船を建造している。2020年4月には洋上風力事業本部を立上げ、本格化する国内の洋上風力発電プロジェクトに対する取り組みを強化した。浮体式洋上風力についても、近い将来の実現を見据え、これまで培ってきた海洋土木工事の豊富な経験と知見を生かして取り組む。

※1:スパー型浮体
円柱型の浮体。水面貫通部分が小さいため、波浪の影響を受けにくい

※2:SEP船
自己昇降式作業台船(Self−Elevating Platform)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通