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2020年09月09日

【環 境】出光興産 石炭と混焼可能なバイオマス発電用植物の植生試験などを開始


出光興産は100%子会社である出光オーストラリアリソーシスを通じ、既存のエンシャム石炭鉱山での資産を活用して、石炭と混焼が可能なバイオマス発電燃料用植物の植生試験及び木質ペレット化試験を開始した。

同プロジェクトで栽培するのは、バイオマス発電燃料として使用する「ソルガム」で、降雨量が少ないエンシャム石炭鉱山エリアでの生育に適しており、2020年7月までに順調な生育が確認され収穫を行った。現在、ソルガムの木質ペレット化試験を行っており、令和2(2020)年後半には木質ペレットの半炭化(ブラックペレット化)試験を予定している。

木質ペレットを半炭化したブラックペレットは従来の木質ペレットに比べて耐水性・粉砕性などに優れ、石炭と同様に取り扱うことができるため、石炭火力発電におけるCO2排出量低減が期待できる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境負荷低減【内容】