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2020年08月17日

【物 流】ウェザーニューズ 荒天時の需要変化を予測する在庫最適化エンジンを開発


ウェザーニューズは小売や製造事業者向けに在庫最適化エンジン「PASCAL」を開発した。これは日本初の荒天時における商品の急激な需要変化を予測する在庫最適化エンジンで、夏の台風シーズンに備えて開発された。

2019年度は台風が立て続けに日本列島に接近・上陸し、小売店では食料品や防災関連商品の欠品が各地で多数発生した。ところが買いだめや買い控えといった特殊な消費者行動は、一般的な商品需要予測サービスや店舗の経験則では予想が難しい。そのため「PASCAL」は一般的な商品の需要予測に加えて、台風や大雪などの荒天で消費者の需要が突発的に高まるタイミングや商品の売れる量、来客数の増減を店舗ごとに予測することが可能となっている。

近年は、気候変動の影響によって気象災害が激甚化しつつあり、環境変化への適応が求められている。ウェザーニューズはPASCALを用いて顧客課題に応じたサービスを創出するとともに、サプライチェーンにおける収益の最大化や、食品の廃棄ロスや発注のチャンスロスの軽減、気候変動リスクへの適応を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| IT関連