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2020年08月06日

【流 通】出雲村田製作所 国内製造業で初めて電気小型トラック「eCanter」導入


出雲村田製作所は事業所内物流のために配送パートナーである山九と連携して、電気小型トラック「eCanter」を国内製造業として初めて導入し運用を開始した。

電気小型トラックは従来のディーゼル車両とは異なり完全モーター駆動であることから、内燃機関による騒音や排出ガスなどが発生しないため、地域社会に優しく環境負荷が小さい。また音や振動が少ないことから、取り扱うドライバーの精神的・身体的な負担を軽減できる車両としても評価されている。

出雲村田製作所は地域社会の生活環境の改善などに貢献することを目的として、事業所内物流に静粛性・環境性に優れた電気小型トラック「eCanter」を導入した。一般的なトラックに比べ、年間3.6トンのCO2削減効果が得られる見込みです。今後、稼働状況に応じて増車の検討を行うなど、社会環境の改善に向けた施策を検討していく。

村田製作所グループは2020年2月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」(※)による提言への賛同を表明するなど、中期構想2021に掲げる「人と組織と社会の調和」の実践に向けた取り組みを進めている。

※ 金融安定理事会(FSB)により設置

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通