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2020年07月16日

【物 流】ヤマト運輸 岐阜県で路線バスによる客貨混載を開始


ヤマト運輸と八幡観光バスは2020(令和2)年7月13日より、岐阜県の八幡観光バス和良線で乗客と宅急便を同時に輸送する客貨混載を開始した。

ヤマト運輸郡上支店のセールスドライバー(以下 SD)は、和良地域向けの宅急便を積み込む為に往復24kmを90分走行する必要があり、和良地域でのサービス提供時間が減少することが課題となっていた。一方、八幡観光バスは和良地域の人口減少が加速する中、路線維持の為の収益確保が課題となっていた。

今回の取組みは、両社の課題を解決するために開始された。地域の交通インフラである路線バスが安定的に維持されることや、ヤマト運輸SDの地域滞在時間が増えサービスが向上すること。また、路線バスの車内スペースを有効活用できることなどがメリットとして挙げられている。

両社の業務は、まず八幡観光バス営業所を出発した路線バスが運行開始前にヤマト運輸郡山支店へ立ち寄り、和良地域宛の宅急便を積込んだ後、バス停へ移動し運行を開始する。「美山」バス停へ到着後、待機していたSDへ宅急便を引き渡し、SDが和良地域の顧客に配達する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者