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2020年07月14日

【知 識】コドモンとNTT西日本グループ 公立保育園のICT化の支援に向け協業


コドモンとNTT西日本グループは公立保育所に、コドモンが提供する先生をサポートするICTシステム「CoDMON(以下コドモン)」の導入について協業を開始するコドモンは2019年にはNTT東日本グループとも協業を開始しており、今後全国規模で展開する。

近年、待機児童をはじめとした保育分野の各種問題が提起されている中、厚生労働省の調査(※)でも、保育所等定員数および利用児童数は増加傾向にあり、保育施設を支える保育士の確保と、保育業務の効率化への重要性が高まっています。そうした中、「コドモン」はこれまで全国40の自治体での導入が進んでおり、2020年度には100自治体での導入が見込まれている。

コドモンは保育園や幼稚園で働く先生と保護者に対して各種支援ツールを提供する。園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や、保護者とのコミュニケーション支援機能など、先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしている。また同時にベビーセンサーなどのIoTデバイスとAPI連携するなど、園内のICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供している。保護者アプリでは施設との連絡機能のほか、こどもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを展開している。

今回「コドモン」のさらなる導入推進に向けて、NTT西日本グループの持つ技術や地域密着のサポート力を活かしながら、地域社会の課題解決に貢献するという共通のミッションのもとに協業に至った。協業するNTT西日本グループは「コドモン」を利用するためのネットワーク環境の構築のほか、ネットワーク環境および「CoDMON」に関するトラブルや問合せを一元的に受け付ける保守窓口を設ける。

※「保育所等関連状況取りまとめ(平成31年4月1日)」厚生労働省(2019年4月1日)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識