2020年07月08日
【物 流】全ト協会 トラック運送業界における点検整備推進運動を実施
全日本トラック協会は各都道府県のトラック協会の協力のもと、全国的に「トラック運送業界における点検整備推進運動」を展開する。
トラック輸送は社会に不可欠な存在である一方で、トラックによる交通事故は重大事故につながることが多い。特に大型トラックでは車輪脱落事故が多発しており、重大事故につながりかねないことから、車輪脱落事故や不具合などによる事故防止をはじめ、環境面においても対応が求められている。また、日常的に点検・整備の実施が義務付けられているが、必ずしも十分に実施されているとは言えない現状を踏まえて、トラック運送業界としてより確実な点検整備を目指して運動を展開することとなった。
「トラック運送業界における点検整備推進運動」は１年を通して実施するが２０２０年９月中の１ヶ月間を全国統一の「自動車点検整備推進運動強化月間」とし、さらに各都道府県トラック協会が独自に設定する１ヶ月間を「地方独自強化月間」として、特に重点をおいて実施する。重点点検項目は大型トラックのホイールの取付状態や燃料装置などの点検が中心となっている。
各都道府県トラック協会は独自の取組みも含めて実施計画を策定し、積極的に運動を実施する。また、全国統一で実施する強化月間における各都道府県トラック協会の実施結果や、各都道府県トラック協会独自で設定した１ヶ月間の「地方独自強化月間」の実施結果を所定の様式で全ト協交通・環境部あてに提出する。
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投稿者：gotsuat 09:45| 物流事業者
