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2020年07月07日

【物 流】国交省 2020年4月度 宅配便再配達率の調査結果公表


国土交通省は2018(平成29)年10月より宅配便の再配達率のサンプル調査を実施している。今回、2020(令和2)年4月の調査結果が約8.5%となり、調査開始以来、もっとも低くなった。

今回の調査結果では、都市部が再配達率が8.2%となり、前年比同月と比べて約9.8%減少した。また、都市部近郊では8.5%で約6.7%減少、地方は10.1%で約2.3%減となった。今回の調査で再配達率が減少したのは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛要請などから宅配便利用者の在宅時間が増加し、1回での受け取りが増えたことなどが影響したと考えられる。

同調査実施の背景としては、近年重大な社会問題の一つとなっている宅配便の再配達によるCO2の排出量増加やドライバー不足の深刻化が挙げられている。国交省はこの課題に対応する為、「総合物流施策推進プログラム」において、宅配便の再配達率を2020(令和2)年度までに13%程度まで削減することを目標としており、引き続き再配達の発生状況を継続的に把握し、再配達削減に取り組んでいく。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連