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2020年07月03日

【知 識】ゼンリンデータコムとTOKAIコミュニケーションズ 戦略的業務提携


ゼンリンデータコムとTOKAIコミュニケーションズは、MaaS(Mobility as a Service)領域を中心とした事業展開に係る戦略的な業務提携について覚書を締結した。

昨今の情報通信分野を取り巻く環境変化や技術革新のスピードは著しく、デジタル化がもたらすビジネスモデルの変革や、働き方改革を背景とした生産性向上・業務効率化など、顧客ニーズも一層多様化・複合化している状況であり、企業が持続的な成長を実現するためには、これらに即応した事業推進が必要とされている。こうした状況のなか、両社は以前より、TOKAIコミュニケーションズが長年培ったクラウド領域における技術力を活かし、ゼンリンデータコムの情報コンテンツサービスなどのサービス基盤のフルクラウド化やクラウドを活用した新サービスの開発に向けて、相互協力してきた。今回、これまでのパートナーシップに加え、相互の得意領域を最大限に活用して事業領域の拡大・拡充やMaaS領域における新たなビジネスの構築を図り、両社および両社のグループのさらなる収益拡大と持続的成長を目指すために、戦略的な業務提携について合意した。

両社のプラットフォームを連携することで位置情報、行動情報を蓄積し、AI等最新のテクノロジーを活用して分析する仕組みを構築し、移動全般に関するマーケティングデータや時間帯、エリア等の諸条件に紐づく移動手段等に関する需要予測データを生成する。これらの活動により両社は人、自動車、公共交通、その他二次交通も含めた新たな価値のある幅広いデータを蓄積し、各移動ジャンルにおける企業との提携にも積極的に取り組むことで、自治体、または交通事業者やMaaSオペレーターが真に活用できるMaaSプラットフォームの構築とソリューションの提供を推進する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識