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2020年06月16日

【環 境】DNP 2019年度に植物由来包材で3,000トンのCO2削減


大日本印刷(以下:DNP)は、環境への貢献度合いを可視化するため、同社が開発した「DNP植物由来包材 バイオマテック」の2019年度の1年間の出荷量からCO2削減量を算出した。その結果、石油由来の包材を使用した場合と比べ、森林239.4ヘクタール(東京ドーム51個分、杉21.4万本分)の吸収量にあたる3,000t(トン)のCO₂削減に相当することがわかった。

DNPでは環境問題への関心の高まりを背景に「バイオマテック」シリーズの製品を2010年から提供している。また2018年度から、環境への貢献度合いの可視化を目的に同製品によるCO2削減量を算出している。2018年度の削減量は2,500tだったが、2019年度は国の環境戦略としてバイオマスプラスチック導入の数値目標が示されるなどにより企業の環境問題への関心が一層高まり、バイオマテックシリーズの採用が増えた。その結果、CO2削減量も増加し、算出を開始した2018年度から累計で5,500t以上の削減となった。

DNPはバイオマテックの拡販でさらに環境配慮を進め、2020年度には5,000t以上のCO2削減を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】