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2020年06月08日

【物 流】全ト協 梅雨期・台風期における防災態勢の強化


全日本トラック協会(以下、全ト協)は中央防災会議会長より、梅雨期・台風期を迎えるにあたって、人命の保護を第一義とした防災態勢の一層の強化に対する留意点について、2020年5月29日に通知をうけた。留意点として、災害対策本部の機能維持のために人と人との接触の低減を図って「三つの密」を避けることをより一層推進し、災害対応に従事する職員の新型コロナウイルス感染防止策に万全を尽くすことがあげられている。

全ト協は市町村が行う非難勧告等の発令に関する各種取り組みへの積極的な協力を、傘下の会員事業者に対して周知した。災害の発生を未然に防止するため、関係機関との緊密な連携の下に行う取組のうち、特にトラック運送事業者に関係する箇所の一部抜粋する。
 
・道路の冠水、法面崩壊、越波対策等の強化
道路のアンダーパス部などの、局地的な大雨で冠水して車両が水没するといった重大な事故が起きる恐れがある箇所については、道路利用者への注意喚起や情報提供適切に行い、事前に標識や情報板、排水ポンプ等の施設を点検するといった措置を講ずる。

・港湾の浸水、コンテナ等の飛散対策等の強化
台風等に伴う高潮、高波による浸水によって港湾機能が低下するおそれのある箇所については、港湾利用者への注意喚起や情報提供を適切に行い、過去に被災した施設などの脆弱箇所へは土嚢などの設置を行うなどの直前予防策を講ずる。
暴風によりコンテナの飛散等のおそれのある箇所については、コンテナの固縛などの対策を適切に行って被害を防止する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者