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2020年05月29日

【知 識】三井不動産とKDDI オフィスビルのDXを目指し基本合意

三井不動産とKDDIは、第5世代移動通信システム「5G」を活用したオフィスビルのデジタルトランスフォーメーション(DX)を目指し、基本合意書を締結した。今後、オフィスビルの課題解決や働き方改革を促進するオフィスソリューションの提供に向けた取り組みを開始する。 この取り組みはKDDI本社やKDDI DIGITAL GATEで実証実験を開始し、2021年4月を目途に日本橋室町三井タワーをはじめとした『三井のオフィス』にて5Gのネットワーク環境を構築する。 5Gは「高速・大容量、低遅延、多接続」が特長で、リアルタイム性や安定性が求められるオフィスビルにおいて、より高精細で大容量のデータ通信を安定的に行うことができる。また新型コロナウィルスの影響によりBCPの観点から、テレワーク(情報通信技術を利用した場所や時間にとらわれない働き方)がより一層求められており、5Gなどの情報通信技術を活用することにより、テレワークと組み合わせたオフィス利用者の柔軟な働き方を促進することが可能になる。 両社は5Gを活用した快適なテレワークやインタラクティブなバーチャル会議などのソリューションを構築しオフィスビルのDXを図る。さらに、両社の社員や対象の『三井のオフィス』に勤める利用者などが実際に5Gを利用できる環境を整え、利用者の意見を取り入れながら新たなワークスタイルの創造を通じて、さらなる付加価値の提供とビジネスモデルの創出を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 知識