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2020年05月20日

【物 流】全ト協 2020年1月〜3月期 トラック運送業界の景況感(速報)


全日本トラック協会は、2020年1月〜3月期のトラック運送業界の景況感(速報)を発表した。

これによると、今期は新型コロナウイルス感染拡大を受け、世界的に経済活動が停滞した影響が大きく、大企業・製造業で▲8と7年ぶりにマイナス圏となるような状況下、トラック運送業界においても、輸送量、営業収入、営業利益、経常損益は大幅に悪化。業界の景況感は▲81.7と前期から29.4ポイント悪化した。

今後においても、燃料コスト負担は軽減される見込みではあるが、新型コロナウイルス感染拡大による物流の影響は甚大であり、極めて厳しい事業環境となることから、景況感は▲125.2と今期より43.5ポイントの大幅悪化が予想されている。

その他項目の概況については下記の通り。
・実働率:▲55.5(前回▲28.7)
・実車率:▲51.4(前回▲28.4)
・採用状況:▲4.7(前回▲7.5)
・雇用状況(労働力の不足感):50.7(前回81.8)
・所定外労働時間:▲47.7(前回▲30.6)
・貨物の再委託(下請運送会社への委託割合):▲28.2(前回▲14.1)
・経常損益:▲58.1(前回▲36.2)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者