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2020年05月14日

【物 流】白井グループ 事業者向けWebサイト「ごみ.Tokyo」の試験運用を開始


廃棄物の収集運搬を行う白井グループは、廃棄物の処理委託の申し込みから契約・電子マニフェストの申し込み・決済までを全て一気通貫で行うことが出来る、業界初の事業者向けWebポータルサイト「ごみ.Tokyo」の試験運転を開始した。

排出事業者が廃棄物処理を業者に委託する際に、対面・電話・メールでのやり取り、書面での廃棄物処理委託契約書の締結、マニフェストの発行と保管、処理後の支払いなどの手間がかかっており、これまで処理後の支払い以外では部分的に提供されているサービスはあったが、上記全てを無人化・電子化したのは「ごみ.Tokyo」が業界で初めてとなる。これにより法令遵守、利便性の向上、業務効率化を実現可能になる。

「ごみ.Tokyo」は排出事業者がスマホまたはパソコンから申し込むことが出来、廃棄物を入れるゴミ袋を購入し、宅配便で届いたゴミ袋で排出する仕組み。電子マニフェストは加入の手続きや料金の支払い、マニフェスト登録関連業務などを同社がサポートする。決済方法はカード払いのほかに、銀行振込み、コンビニ入金、代引きで対応する。今回の試験対象地域は東京23区内の3地域で2020年9月までの予定で実施する。

同サイトは経済産業省の新連携事業「事業系廃棄物の資源循環を加速するIT・AI活用静脈プラットフォーム」で開発したもので、サイトの運用は2021年度から低料金で開放を予定しており、この仕組みに参加する収集運搬会社・処分会社、共同利用に関心のある企業を募集する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| web事業