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2020年04月22日

【流 通】NII 自動運転の経路計画プログラムから危険動作を自動検出する手法を開発


国立情報学研究所(NII)石川冬樹准教授の研究チームは、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業 ERATO 蓮尾メタ数理システムデザインプロジェクト(ERATO MMSD、研究総括:NII アーキテクチャ科学研究系准教授・蓮尾 一郎)のもと、自動車における自動運転の経路計画プログラムから危険動作を自動検出する手法を、マツダの研究用モデルをもとに開発した。

石川准教授の手法では経路計画プログラムに対し様々なシナリオを生成しながら検査し、衝突事故が起きるシナリオを検出する自動テスト技術において、自車としては避けようもない衝突事故が起きるシナリオを検出してしまう課題を解決した。これは経路計画プログラムで危険な動作を引き起こすシナリオのうち、自車の動作修正で衝突を回避可能なシナリオだけを自動検出できることを意味するため、開発者が大まかなシナリオ状況を指定するだけで、問題点を検出できるようになる。

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投稿者:gotsuat 09:40| 流通