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2020年04月15日

【環 境】凸版印刷など3社 使用済紙おむつのリサイクル協業を開始


凸版印刷と住友重機械エンバイロメント、トータルケア・システムの3社は、使用済紙おむつから回収できるすべての再生資源を再生利用する「完結型マテリアルリサイクルシステム」の事業に関して、協議を開始することに合意した。

近年、日本は高齢化が進んでおり、それにともない紙おむつの使用量が増加している。使用済紙おむつは一般廃棄物排出量の約4%以上を占めるといわれている。また、水分が多いことから焼却が難しい。今後はさらに使用量が増加すると見られており、焼却コストやCO2排出量が増えることが懸念されている。そこで環境省は、使用済紙おむつの焼却に代わる処理方法として、「使用済紙おむつ再生利用等に関するガイドライン」を2020年3月31日に発表した。

3社は深刻化が予想される使用済紙おむつ処理問題に対応するため、「完結型マテリアルリサイクルシステム」構築と事業化の検討を進め、2020年3月より多くの自治体に導入可能な使用済紙おむつリサイクルシステム事業モデルの検討を開始し、2022年度以降の事業化および自治体採用を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】