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2020年04月13日

【アジア】パナソニックエコシステムズ、インドネシアでセントラル水浄化機器事業に参入

パナソニック エコシステムズは、2020年4月よりインドネシアで、井戸水を浄化する「セントラル水浄化機器」の販売を開始する。この機器を用いることで井戸からくみ上げた井戸水の鉄分や濁りを除去した生活用水を提供し、インドネシアの人々の生活向上に貢献する。

インドネシアでは上水道の普及率が低く、ウォーターポンプを用いてくみ上げた井戸水を生活用水として広く利用されている。パナソニック エコシステムズは1988年に、インドネシアでNational(現 Panasonic)ブランドのウォーターポンプの生産を開始した。人々の住環境や生活スタイルに対応した新製品を順次開発し、2019年4月には生産累計3,000万台を突破し、現在はインドネシアをはじめアジア諸国、中東など、グローバルに展開している。

インドネシアの井戸水には、鉄分や濁りなどが含まれていることが多く、井戸水を用いて洗濯した衣類が鉄分の影響で変色したり、浴槽や便器が汚れるなどの課題があり、きれいな生活用水が望まれている。これに対応するために従来除去が難しかった井戸水の鉄分も除去する「セントラル水浄化機器」を開発した。この「セントラル水浄化機器」は井戸水に含まれる除去困難なイオン状の鉄分を、独自の高速酸化処理により除去し、加えて濁りも取り除き、浄化した生活用水を建物内に供給する。またユーザーによるメンテナンスも簡単に行える構造とし、低コスト、低メンテナンス、省施工を実現した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア