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2020年03月27日

【流 通】毛髪再生医療による男女の壮年性脱毛症の新たな治療法の開発


東京医科大学皮膚科学分野の坪井良治主任教授を中心とする研究チームは、東邦大学医療センター大橋病院皮膚科 新山史朗准教授と資生堂再生医療開発室(細胞培養加工等担当)と共同で医師主導の臨床研究を行った結果、自家毛髪培養細胞を用いた細胞治療法に安全性と改善効果を認め、男女の壮年性脱毛症の新しい治療法になりうることを示した。

現在、脱毛症の中でも発症頻度の高い男女の壮年性脱毛症は重篤な疾患ではないが、外見に重大な影響を及ぼすことから、QOL(Quality of Life=生活の質)向上の観点で治療法開発が期待されている。壮年性脱毛症の治療法として、日本国内ではいくつかの薬剤等が用いられているが、継続的な服用が必要であることや女性の場合は薬剤の選択肢が限られていることなどの課題がある。また、それらの効果は男女を問わず十分ではなかった。今回の臨床研究では細胞治療技術の安全性・有効性を確認し、細胞治療法の開発を目指す。

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投稿者:gotsuat 09:45| 流通