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2020年03月16日

【流 通】アスラテック 協働ロボット向け遠隔操縦システム開発


アスラテックは協働ロボット向けの遠隔操縦システムを開発した。

今回開発協働ロボット向けの遠隔操縦システムは、さまざまな協働ロボットをネットワーク経由で遠隔操縦できる。一般に協働ロボットは事前に登録された作業を行うが、この遠隔操縦システムを使うことで、遠隔地にいる操縦者が協働ロボットの近くに設置したカメラからの映像を見ながら、ジョイスティックなどを使って協働ロボットを任意に操縦できるようになる。

この遠隔操縦システムにより、これまで人によって行われていた危険作業や重作業などを、安全な遠隔地から協働ロボットを動かして行うことが可能になり、さまざまな業務改善を実現する。また遠隔で操縦したときの協働ロボットの動作などをデータとして保存することができるため、今後、遠隔による協働ロボットのティーチングや、作業の可視化、AI(人工知能)を用いた作業の自動化実現に向けて取り組む。

今回開発した協働ロボット向けの遠隔操作システムは、アスラテックの遠隔ロボットコントローラー「V−Sido WebConnect(ブシドー・ウェブコネクト)」を活用しており、協働ロボット本体を改造することなく「V−Sido WebConnect」を接続するだけで利用することができる。対応する協働ロボットは2020年2月時点でUniversal Robots社の「UR10」、Franka Emika社の「Panda」、SIASUN社の「SCR5」の3機種で、その他の協働ロボットについても順次対応していく予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通