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2020年03月04日

【環 境】イトーキ シャトル式立体自動倉庫システムをフルモデルチェンジ


イトーキは物流業界全体を取り巻く社会的課題解決の一端を担うべく、35年に亘る納入実績を誇る「高速バッファ仕分け装置」のシャトル式立体自動倉庫システム「システマストリーマー SAS」を、安定性と信頼性はそのままに高速化・小型化をコンセプトとして、新機種「SAS−R」へとフルモデルチェンジをおこなった。

新機種「SAS−R」において軽量化と装置能力向上による高速化(世界最速レベルを実現)し、大量の商品を一時保管し短時間で購入者別・配送先店舗別などに仕分けて出庫するために高処理能力が求められている中で、同機種ではドーリー、リザーバーの小型化・軽量化を実現するとともに、速度・加速度の向上と制御方式の見直しを行うことにより、処理能力を55%アップした。

ほかにも自社工場での生産工程の見直しやユニット単位での在庫確保により、仕様確定から施工開始までの期間を2ヶ月に短縮(従来機種:4ヶ月)できた。またラックの設置方法を見直すことで設置面積を20%も削減することが可能になったうえ、ドーリーの設計を一から見直すことでその寸法を50%低減し、構成機器の使用素材の見直しと材料削減によって30%の軽量化に成功した。その結果、低容量モーターに切り替えたことで消費電力を40%削減しており、消費電力削減によってランニングコストの低減と省エネルギーによる地球環境保全に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 08:55| 企業の取り組み【機関】