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2020年02月26日

【環 境】出光興産 千葉事業所に次世代電池向け固体電解質の小型量産設備を新設


出光興産は次世代電池として有望な全固体リチウムイオン電池向け固体電解質の商業生産にむけた実証設備を、主力事業所の一つである千葉事業所内に新たに建設する。全固体リチウムイオン電池は、電気自動車や定置用電池向け等に早期の実用化が求められており、キーマテリアルである固体電解質に対するニーズも高まっており、本設備の完工・稼働開始は2021年度第一四半期を予定している。

近年、全固体リチウムイオン電池はエネルギー密度向上、充電時間の短縮、安全性向上などにより、現行の液系リチウムイオン電池の課題を克服できる次世代電池として急速に開発が進められている。こうした中、出光興産は全固体リチウムイオン電池のキーマテリアルである硫化物系固体電解質を開発している。

これまで蓄積してきた技術を実用化することにより、今後固体電解質の量産および更なる品質向上、コスト削減を図り、原料からの一貫生産と安定供給体制の構築を目指していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】