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2020年02月17日

【物 流】JR貨物 2020年1月 輸送動向


日本貨物鉄道(JR貨物)は、2020年1月輸送動向を発表した。

同月はコンテナ全体で1,584千トン(前年実績:1,641千トン)、前年比96.5%であり、車扱全体で838千トン(前年実績:920千トン)、前年比91.1%となった。

コンテナでは、自動車部品が一部顧客の九州地区での増産に伴って東海・九州間の輸送が好調となり、74千トン(前年実績:68千トン)で前年比109.5%となったほか、農産品・青果物は北海道地区からの玉ねぎの発送が順調に推移したため、147千トン(前年実績:146千トン)で前年比101.2%となった。一方で、紙・パルプは販売不振のために全国的に在庫過剰で大幅な減送となった。

化学工業品・化学薬品は米中貿易摩擦や中国経済の減速の影響を受けたため、輸出関連を中心に出荷が減少した。

食料工業品は、現地生産化が進む清涼飲料水の荷動きが低調となったほか、家電・情報機器では消費税増税後から販売不振が続いているため前年を下回った。さまざまな影響を受けた結果、コンテナ全体で前年比を下回る結果となった。

車扱では、暖冬で気温が高く推移したために石油の輸送が低調となり569千トン(前年実績:648千トン)で前年比87.8%であった。車扱全体では前年比91.1%となった。

コンテナ・車扱の合計は2,423千トン(前年実績:2,561千トン)、前年比94.6%となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者