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2020年02月05日

【物 流】横浜市・京セラ 宅配ボックスIoT化による再配達解消に向け実証実験開始


横浜市と京セラは、白山機工と佐川急便、日本郵便と協働で宅配の再配達解消を目的とした実証実験を2020年2月1日より開始すると発表した。

実験では白山機工が開発した宅配ボックスと京セラが開発した「IoT宅配システム」を用い、横浜市若葉団地790戸を対象に3段階の検証・実験を行う。2020年3月1日までプレ実験として、宅配ボックスを導入した場合の再配達の実態把握を行い、3月2日から5月13日まで本実験として、宅配ボックスをIoT化(見える化)したことで得られるドライバー側、利用者側の効果を検証。5月14日から6月15日までIoT宅配ボックス導入による再配達の低減とドライバーの業務効率化を検証するとしている。

京セラが開発した「IoT宅配システム」はドライバーの携帯端末で、宅配ボックスの空き状況を確認することが可能で、事前に予約することもできるため、効率的な配達業務を実現し、再配達件数の削減に貢献する。一方、利用者も宅配ボックスに自分宛の荷物が届いたことや自分宛の荷物用に宅配ボックスが予約されたことをリアルタイムに知ることができるため、効率的に荷物を受け取ることができる。

なお、本実験は横浜市が推進する業種や企業規模の枠組みを超えてIoTビジネスを目指すプレーヤーの「連携」を実践する「I・TOP横浜」の一環である「宅配ボックスIoT化再配達解消プロジェクト」の取組みである。

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投稿者:gotsuat 09:50| IT関連