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2020年02月03日

【物 流】佐川ホールディングス 次世代型大規模物流センターを竣工


佐川ホールディングスは次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」を2020年1月31日に竣工する。Xフロンティアには通過型物流センター・在庫型物流センター・グループ各社の多様な物流機能が備わっており、輸送能力の進化、新たなソリューション、SDGsへの貢献という3つの価値を顧客と社会に提供する。

1.輸送能力の進化
Xフロンティアの通過型物流センターは、296か所のトラック着車バースを有しており、5種類の最新自動仕分け機によって1時間あたり約10万個の荷物を、最大で236方面に仕分けることが可能である。この処理能力によって関東の複数の中継センターを集約し、輸送スピードとキャパシティの向上や、幹線輸送トラックの台数削減と積載率向上を実現させることができ、高品質かつ安定した輸送サービスを提供する。

2.新たなソリューション
通過型物流センター、在庫型物流センター、国際物流や大型・特殊輸送、ECプラットフォーム等のグループ各社の多様な物流機能融合させることで、中継機能の処理能力の上昇や、最新の物流ロボットによる自動化・省人化によるさらなるリードタイムの短縮、コストの最適化、環境負荷軽減等を実現させる。また、国際・大型・特殊輸送もワンストップで対応可能となり、顧客への提案領域が広がる。

3.SDGsへの貢献
事業活動を通じた環境負荷低減と職場環境改善もXフロンティアによって実現される。中継センターの集約による幹線輸送トラック台数の削減や、屋上の大型車両駐車場によって周辺渋滞が抑制されるため、CO2の削減が見込まれる。また、荷降ろしのバースを増やすことで幹線輸送のドライバーの待機時間の短縮を図るほか、自動仕分け機や物流ロボットの導入によって、従業員の作業負荷が低減され、職場環境の改善にもつながる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者