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2020年01月28日

【物 流】トヨタ 空のモビリティ事業実現に向け米企業に出資


トヨタ自動車(以下、トヨタ)は、新たな空のモビリティ事業として、電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発・実用化を進めるJoby Aviation(以下 Joby)と協業することに合意した。

eVTOLは、ヘリコプター、ドローン、小型飛行機の要素をもち、環境性(ゼロ・エミッション)、巡行速度などに優れており、昨今の都市部の渋滞や環境負荷の低減、また過疎地域の輸送手段の確保など、様々な交通課題の解決に向け、eVTOLを用いたモビリティサービスの実現が期待されている。

今回の協業において、トヨタは自動車の開発・生産・アフターサービスで培った強みを活かし、設計、素材、電動化の技術開発に関わるとともに、トヨタ生産方式(TPS)のノウハウを共有する。eVTOLの開発・製造における技術は、電動化、新素材、コネクティッドなどの分野において次世代環境車の技術との共通点も多く、トヨタは、自動車事業との相乗効果を活かした新たなモビリティ事業に発展する可能性を見込んでいる。

なお、トヨタは、Jobyが合計5.9億ドルを調達したシリーズCの出資ラウンドのリードインベスターとして、3.94億ドルの出資を行い、また副社長である友山茂樹が同社の取締役に就任する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 荷主企業