<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2020年01月22日

【物 流】JR貨物 2019年12月輸送動向


JR貨物は2019年12月輸送動向を発表した。

同月はコンテナ全体で1,785千トン(前年実績:1,883千トン)、前年比94.8%。
車扱全体で944千トン(前年実績945千トン)、前年比100.0%となった。

コンテナでは、関東地区発の建設発生土・焼却灰などのエコ関連物資が50千トン(前年実績:39千トン)、前年比126.3%、自動車部品では72千トン(前年実績:68千トン)、前年比104.6%と順調に推移した。

しかし、国内の需要減少による各社の販売不振の影響で紙・パルプで215千トン(前年実績:245千トン)、前年比88.1%、米中貿易摩擦の影響で、輸出用などの不振が続き
化学工業品が148千トン(前年実績:161千トン)、前年比91.8%、化学薬品も114千トン(前年実績:126千トン)、前年比90.0%となったほか、全体的な景気の落ち込みの影響もうけ、年末の最繁忙週の実績が2.2%減となるなど、盛り上がりに欠けたことにより、コンテナ全体で前年比が94.8%となった。

車扱では、上旬の気温が低く推移したこと、年末年始の長期連休に向けた送り込み需要が好調したことで石油が692千トン(前年実績:686千トン)、前年比100.8%。
車扱全体では前年比100.0%となった。

コンテナ・車扱の合計では2,729千トン(前年実績:2,827千トン)、前年比96.5%となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者