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2019年11月25日

【知 識】自律走行バスの実証実験を「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」で実施


相模湖リゾートと富士急行、SBドライブは、ハンドルがない自律走行バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」(仏Navya社製)の実証実験を、アウトドア施設と遊園地を組み合わせた複合型レジャーエリア「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」(神奈川県相模原市)で、2019年11月25日から12月1日まで実施する。

この実証実験は世界各地で走行実績がある「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」を、「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」の入園口から園内のテーマパーク「パディントン タウン」の入り口まで(約250m)走行させ、来園者の移動に活用する。将来の無人での運行を想定して来園者を効率的に輸送するために、車両内とバス停にセンサーを設置して、相模湖リゾートの事務所にいる遠隔監視者が車両内に着座した人数とバス停で待機している人数をリアルタイムに把握できるようにする。センサーで検知した人数を基に遠隔監視者がSBドライブの自動運転車両運行プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」でバスの出発時刻をリアルタイムで設定することで、緊急時を除いて車内のオペレーターがバスの運行に関わる作業を行うことなく、効率的な運行を実現する。

三社は実証実験で自律走行バスに関する技術や社会受容性の他、車両内の乗客数などを検知するセンサーの有用性を検証し、「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」に「NAVYA ARMA」を無人のシャトルバスとして導入することを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識