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2019年11月18日

【物 流】JR貨物 2019年10月分輸送動向


JR貨物は2019年10月分輸送動向を発表した。

同月は台風19号の接近・上陸により、東北・武蔵野・中央線で通行不能となった。29日の全面運転再開までの間、トラック・船舶による代行輸送や日本海縦貫線を経由した迂回運転が実施された。

コンテナはエコ関連物資である関東地区内での建設発生土輸送が(46千トン、前年比117.4%)と順調に推移したほか、積合せ貨物(235千トン、前年比102.6%)、自動車部品(66千トン、前年比105.4%)では、「平成30年7月豪雨」により、九州発着貨物が大きく反動増となった。

一方で、台風19号の影響で北海道発がメインの農産品・青果物(163千トン、前年比72.1%)、東北に大規模な生産拠点が所在する紙・パルプ(183千トン、前年比74.1%)、北日本向けの輸送が影響を受けた関東発の食料工業品(241千トン、前年比86.8%)が大幅な減送となった結果、コンテナ全体では1,584千トン(前年比87.5%)となった。

車扱では石油(383千トン、前年比76.7%)が消費税増税の反動により減送となったほか、台風19号の影響により輸送が滞り、車扱全体では629千トン(前年比82.9%)となった。

コンテナ・車扱の合計では、2,213千トン(前年比86.1%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者