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2019年11月12日

【環 境】ユニ・チャーム 再資源化した原材料を用いた紙おむつ等の試作品完成


ユニ・チャームは「衛生物品に利用可能なレベルにまで再生する技術の構築」と、「再資源化した原材料を用いた紙おむつ等の試作品」が完成した。同社は持続可能な社会への貢献を目指し、地球環境保全と経済的成長を両立する事業活動に取り組んでいる。使用済み紙おむつを原材料とした紙おむつの循環型モデルの構築を目指して、2015年に再資源化プロジェクトを開始していた。
 
■使用済み紙おむつを原料とした紙おむつの循環型モデルの取組み概要■

1 使用済み紙おむつからパルプや高分子吸収ポリマー(SAP)をリサイクルする技術を確立。リサイクルしたパルプやSAPはオゾン処理を経て再度紙おむつに利用できる。

2 再生したパルプやSAPを材料とした紙おむつの試作品が成功した。他にもトイレットペーパーやメモ用紙、紙製ファイルなどの様々な試作品を作成。

3 使用済み紙おむつを使用したリサイクル技術の為に「リサイクル事業準備室」を設置。

4 使用済み紙おむつリサイクルという新たな循環型モデルの認知拡大、普及浸透を目的としたコンソーシアムを2020年に設立するべく検討開始。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】