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2019年11月08日

【アジア】ウィラー ベトナム子会社が都市間バスの運行を開始

ウィラーのベトナムの子会社であるMAI LINH−WILLER(以下 マイリンウィラー)はハノイからタンホアを結ぶ都市間バス『MAi LiNH WiLLEREXPRESS』の運行を2019年10月より開始した。ウィラーは日本を含むアジア・ASEANのMaaSに取り組んでおり、マイリンウィラーはベトナム最大級の交通事業を提供するMai Linh Group(以下「マイリン」)とのジョイントベンチャー。


ベトナムにおける都市間移動はバスが主な交通手段で、近年、その信頼性を高めることへの利用者の要望が多くなっている。そこでマイリンウィラーは、マイリンのこれまでのベトナムでの運輸事業の経験や実績に、日本で運行しているWILLER EXPRESSと同じサービスや運行管理を導入した、『MAi LiNH WiLLEREXPRESS』の運行を始めた。

具体的には、オンライン予約システムの導入、日本で行われている運行管理体制の導入、IoTを活用した遠隔での車両の動態管理や運転者の健康管理を行います。また、運行するバスは、ベトナムのバスメーカーTHACO社の車両に、日本のシートメーカー天龍工業の協力で開発されたウィラーオリジナルシート『リラックス』を搭載し、安心で快適な乗り心地を提供します。

また、新たな試みとして、オンラインで都市間バスを予約するのと同時に、家やホテルなどの出発地からバスターミナルまで、またバスターミナルからオフィスやショッピングモールなどの目的地までのシェアバスを同時に予約ができるサービスも開始しています

サービス開始によりベトナムにおける渋滞や交通事故、環境汚染などの社会課題の解決への一歩となるとともに、今後はさまざまな運行データを集積・解析し、さらなる促進を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア