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2019年10月23日

【物 流】JR貨物 2019年度上半期輸送実績


JR貨物は2019年度上半期輸送動向を発表した。

コンテナは、「平成30年(2018年)7月豪雨」等の大規模な災害が発生した影響で、すべての品目で前年を上回ったが、ゴールデンウィーク・盆休暇が長期休暇となり稼働日が減少したことも影響し、コンテナ全体で10,419千トン(前年実績:9,269千トン、前年比112.4%)となった。

コンテナで増加が目立った品目は、関西・東北地区など各地で鉄道へのシフトが進む積み合せ貨物で1,412千トン(前年実績:1,191千トン、前年比118.5%)、東海・九州地区間での新規輸送等が好調な自動車部品で451千トン(前年実績:336千トン、前年比134.4%)、関東地区内の建設発生土輸送が順調に推移したエコ関連物資で289千トン(前年実績:208千トン、前年比139.0%)となっていた。

一方、7月の気温が低く推移した結果、清涼飲料水が需要減となった食料工業品は1,794千トン(前年実績:1,700千トン、前年比105.5%)、前年度産の民間流通米が各地で在庫薄となった農産品・青果物は777千トン(前年実績:707千トン、前年比109.9%)で大幅な増加には至らなかった。

また、車扱では、4月の気温が低かったことが影響し、灯油の需要増および増税前の需要増の結果、石油は2,679千トン(前年実績2,620千トン、102.3%)と好調な荷動きとなり、車扱全体では4,027千トン(前年実績3,975千トン、前年比101.3%)となった。

コンテナ・車扱合計は、14,447千トン(前年実績13,244千トン、前年比109.1%)となった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者