<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2019年10月02日

【知 識】九州電力 関係各社と植物工場事業の検討開始


九州電力は、九電工、東京センチュリー、スプレッドの3社と、九州電力豊前発電所遊休地を活用した次世代植物工場(※1)の事業化に向けた検討を開始した。

この次世代植物工場は、レタスの生産能力日産5トンと世界最大級のもので、野菜の安定供給に貢献する。今回、計画地の適正性や市場調査などの基礎調査が完了したことから、2020年3月を目途に事業性評価などの検討を行い、その後事業化判断を行う予定にしている。

また、次世代植物工場は電力需要が大きいことから、VPP(※2)リソースとしての活用や再エネ電源との組合せによる低環境負荷のレタス提供など、新たな付加価値創出の可能性についても併せて検討する。

※1 外部と遮断された建物内でLEDと養液を用いてレタス等の作物を栽培する工場で、スプレッドのノウハウと技術革新を融合させた次世代型農業生産システム(Techno FarmTM)を導入し、高度な栽培管理と大幅な栽培自動化の実現が可能。

※2 VPP バーチャルパワープラント
仮想発電所。電力の需給バランスを保つため、電力を使用する側の機器を制御し、発電所のように活用すること

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識