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2019年09月19日

【アジア】JR東日本 ミャンマー国鉄から駅、線路メンテナンス部門の研修生受入れ

JR東日本はミャンマー国鉄より3名の研修生を受け入れ、研修を行う。JR東日本グループはグループ経営ビジョン「変革 2027」でESG経営の一環として「国際鉄道人材の育成」を掲げ、第一弾として「JR東日本 Technical Intern Training」を実施している。2019年4月よりベトナムから11名の実習生を技能実習制度により受け入れ、大宮総合車両センターにて車両メンテナンス業務の実習を行っている。今回はその第二弾としてJICAが窓口となり、JR東日本がミャンマー国鉄の駅業務従事者2名、線路メンテナンス業務従事者1名の合計3名を受け入れ、それぞれの専門分野の研修を行う。

今回の研修はJR東日本で初めて駅及び線路のメンテナンス職場でOJT形式の研修を行う。期間は2019年9月17日〜12月16日の約3カ月間にわたり、上野駅で約2カ月間、利用者への列車や各種設備の利用案内、異常時における情報提供等の駅サービス業務をOJT形式で研修する。また、東京地下鉄、ひたちなか海浜鉄道、東京モノレール、ジェイアールバス関東、東日本環境アクセスの協力を得て、各社の駅業務や清掃等駅関連業務も実施する。

国際的な鉄道人材の育成を通じて日本とミャンマーとの友好関係を構築するとともに、今後も実習分野や受け入れ対象国を拡大しながら、アジア地域の持続的な経済発展に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア